仲良しの中国人カラオケ居酒屋のママさん（３０代半ば）に、「もし、台湾有事が起きたら、どうするの？日本にいると、敵国側の人間として、殺される可能性もあるよ・・・」というと、目元にしわを刻みながら、「まあ、大丈夫でしょう。戦争になっても、私は日本にいる・・・・・」と余裕をかまして笑っていました。現実的に考えても、故郷の福建省は、海峡を挟んで、台湾の正面にあるので、台湾からバンバンとミサイルが飛んでくる可能性があり、それはそれで、命の危険にさらされるのです。そして、中国人のママさんが言うには、「ウクライナは、ロシアにすぐに負けると思っていたけれど、負けなかった。その現実を、習近平（国家主席）は見ているので、台湾には侵攻はしないと思う・・・」との事でした。 しかし、某は、両親も、両祖父母も戦時世代でしたので、子供の頃、６人から色々と戦争の話を聞いており、そんな某から見れば、ママさんは戦争をちょっと甘く見ているような気がしました。若い世代ですので・・・・・。そこで、「戦争というのは、理屈通りにはいかず、偶発的に発生する事もあるんだよ。それに、戦争になると、普段は穏やかな日本人も、人間性が変わって凶暴になるんだよ。ウクライナの例を見ればわかるように、ママさんも、レイプされて無残に殺される可能性があるよ。だから、しっかりアンテナを張り巡らして、台湾有事が起きそうだと察知すれば、すばやく荷物をまとめ、すぐ、中国に戻った方が安全だよ・・・・・」と、アドバイスしてあげました。そして、中国に戻る方法として、「もはや日本から中国に飛行機が飛んでいない可能性がある為、とりあえず、大阪から博多に行って、そこから高速船で韓国のプサンに行き、韓国から飛行機もしくは船で中国に戻りなさい・・・」と、最善の帰路を教えてあげました。 ただ、ここまで話してあげても、まだ、ママさんは楽観的で、「戦争になりそうになれば、習近平（国家主席）が、中国人達を日本から帰国させる為の船か飛行機を用意してくれるはずだ・・・」と、淡い期待を抱いていました。そこで、某は、「それは無いと思うねえ・・・。東北大震災の時とは違うよ。そもそも君たち中国人は、人質として捉えられ、強制収容所に連れていかれるんだよ。生きてそこから出られるかどうか、それが問題だ・・・・・」とおどかしてあげました。すると、ママさんは、少し涙目になりながら、「私は、戦争にならない事を願っています」と述べ、明るく陽気なはずのママさんなのに、しばらくの間、口をつぐんでしまいました。 さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、丁寧に仕事をしている、ビルマ産ヒスイの首飾りです。１０年ぐらい前に旧知のビルマ人ヒスイ商から仕入れた商品です。ここまで細工の細かいものは、なかなかありません。人件費が、ほぼ無料のビルマでないと、この値段にはならないでしょうねえ。欲深い、甲府のアナグマが作れば、手間賃だけで、この価格を超えると思います・・・・・（苦笑）。